| 庄内の釣り●Volume 01 古くて新しい庄内中通し釣法が面白い | ||||
庄内の磯は秋になれば本番、クロダイ釣りも最盛期である。40cm〜50cmクラスが随所で釣り人を楽しませている。 |
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| 庄内釣法による釣果 (私(魚信)が確認したクロダイで最大の記録もの 57cm3.6kg) |
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タックル |
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最近、竹製の庄内独特の庄内竿がめっきり姿を消し、かわって7.5m前後の長い竿が目立つようになってきた。当然持ち重りの関係上細身の軽量カーボンロッドを使用する。それに小型両軸リールを付け、ミチ糸3〜4号を100m巻いている。ハリスは春は細目でも良いが秋には同じクロダイでも引きが強くなるため、2〜3号が必要となり標準でもある。 |
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仕掛け |
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最も単純な方法で、ミチイトに直接かヨリモドシなどを用いハリス約2mを結節し、ハリの30cmほど上部にサラシの状況によって大小のカミツブシをつける(仕掛け図参照)。主にサラシの払い出しにフカセで流し込む技法のため、とくによけいな釣具を要しない。余談ながらこの仕掛けと技法は新潟〜青森方面の一部の釣り人も釣果が上がるため好んで使用しているようだ。 |
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釣り場と条件 |
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庄内の磯は概してかけ上がりのポイントが多く、従来はコマセで棚にのせたクロダイを釣っていたが、長竿の普及により、仕掛けを、さらに沖へ流すことでクロダイの警戒心をとき、サラシに流したコマセで集めた魚群を、人影や物音で散らすことなく、結果的には従来に増し釣果が上がってきた。(条件次第では足下での釣果実績も多いのが庄内中通し釣法の特徴) 庄内の磯は足下が一般的に浅いため、静凪の時は夜釣り以外に分がない。したがってサラシが生じる中凪が最も条件的に適している。波気があり、適度のサラシが生ずることが最大の条件であり、潮汐は余り気にしなくとも食ってくる。なぜなら当地方は潮の干満差が少なく、それに反して釣り場が多いため、潮流がどの方向に変化してもポイントを変えることでいろいろな条件に対応する事ができるわけだ。しかし長潮時の干潮時は魚信も遠のく。 時間帯で釣果が期待できるのは、やはり朝夕のまずめ時(春の季節ならば凪の日でも真っ昼間に釣れる。)これは周年通して変わらない。 |
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エサとコマセ |
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エサは調達の関係、価格面、それに実績からしてオキアミが一番。庄内でも一般化している。もちろんコマセもオキアミがポピュラーだ。 エサ持ちの関係で、当地名でいう赤エビなども多く用いられ、これも相当の実績があり、冷凍品で十分である。 オキアミをハリに付ける場合は、一尾掛けも数尾を掛ける場合もチョン掛けでよい。 ハリはオキアミバリが最も適しているようだ。赤エビの場合は海津の14〜16号を標準に各社のチヌバリ4〜6がよく、ハリをつけるときは図のように、赤エビの尾を切り、尾のほうからハリを通し腹にハリ先を出す。エサはピンとのばした形が自然で良い。 |
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釣り方 |
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クロダイの初期の当たりは、仕掛けが単純なフカセのため適度な糸フケであれば、明確に手元までコツコツと伝わってくる。クロダイは大形ほどモゾモゾした不明確な当たりである。が、ともかく竿先を下げて抵抗をやわらげ送り込んで次にくる引き込みを待つ。普通であれば2〜3呼吸で一気にミチイトを張り、竿先を締め込むので、その時点で軽く竿を立てる程度でハリ掛かりするはずだ。 時としてクロダイらしき当たりが出ても食い渋る場合は、逆にエサを踊らせてサビくと効果がある。その場合は一気に締め込むので強い合わせは禁物である。いずれにせよ合わせは軽く竿を立てる程度がベターのようだ。 取り込みは海面に引き寄せたクロダイを十分に遊ばせ弱ったところで、魚形と竿の強度により、ケースバイケースだが、玉網を用いて取り込むことになる。できればクロダイの頭から玉網へ受け、一戦交えたクロダイ君を賞賛するだけの余裕を持ちたい。 |
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ガイド |
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庄内では地磯の好釣り場が続く。湯野浜から由良間は車で20分ほど。 加茂荒崎...中凪の釣り場。潮流は上り(南方向に流れる)下りどちらの場合の潮流でもポイントはある。晩秋の昼釣りにもよい。30人が入れる。クロダイの他、スズキ、マダイも出る。 油戸荒崎付近...ここも中凪場。ベテラン向きの磯。10人は入れる。クロダイの他、イシダイも狙える。 白山島...静凪から荒凪までの釣り場、ビギナー向き。30人入れる。クロダイの他、マダイ、スズキの釣り場。(誰でも自由に入れる釣り桟橋が港に隣接して設備されており波のあるときでも入座出来、意外な程釣果に恵まれることもある。) |
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